今回は、ベース用プリアンプの定番機種、SAMSAMP BASS DRIVER(サンズアンプ・ベースドライバー)DI Ver.2をご紹介します。
- サンズアンプ・ベースドライバーの特徴を知りたい
- シンプルにかっこいいベースサウンドを鳴らしたい
- サンズアンプ・ベースドライバーのVer.1とVer.2の違いを知りたい
もくじ
知らない人はいない?
通称「サンズアンプ」もしくは「サンズ」と言われ、ベーシストなら誰もが知っていると言っても過言ではない、この黒地に黄色い文字のプリアンプ。1994年の発売以来、ロック系のベーシストを中心に、実に数多くのプレイヤーに愛されてきた一品です。
サンズアンプというと、このベースドライバー(ベードラ)以外にもさまざまなアイテムがあるのですが、このベースドライバーがあまりにも偉大すぎて、「サンズ」といえば、特段の断りが無い限り「サンズアンプ・ベースドライバー」を指すようになったとも言われています。
ですので、この記事でも、原則として「サンズ」と略すことにします。
LUNA SEA・Jシグネチャーもあります
そして、2021年12月、LUNA SEAのベーシスト・J氏のシグネチャーモデルとして新バージョンのサンズアンプがリリースされています。

詳細は別記事がありますので、そちらをご覧いただければと思うのですが、ご本人のこだわりで、サウンド面についてはあえて触らず、オリジナルのサンズアンプを踏襲しています。
ですので、Jモデルのサウンドが気になる方は、ぜひこちらの記事を読み進めてくださいね。
満を持してリリースされた「Ver.2」はミドル付き
さて、このサンズ、2016年に「Ver.2」という商品がリリースされています。発売後、22年の時を経て、ついに満を持して新商品が出たということになるわけですね。
このVer.2、何が変わったかというと、一番のポイントは「ミドル」のコントロールがついたところです。
サンズの特徴といえば、良くも悪くも「ドンシャリ」。音をグッと太くして、ドンシャリに味付けをして、ロックサウンドのボトムを支えるというのが、サンズの役割なわけですが、それを象徴するかのように、旧モデルのサンズには、ミドルのコントロールがありませんでした。
そのミドルのコントロールがない中で行う音作りが、まさにサンズの個性だったわけですが、一方で「ミドルがあれば、もっと音作りを詰められるのに」というような声もありました。
そうした中、この、Ver.2においてミドルコントロールがついたことについては、発売当時、「使いやすくなった」という賛成派と、「サンズらしさを失った」という反対派とに分かれていたような記憶があります。
サウンドの特徴はサンズらしさを失わず
さて、このVer.2の音ですが…攻撃的なロックサウンド、という個性は、当然ですがそのままですね。
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI V2 Demo
さて、このVer.2ですが、ミドルのコントロールがついているというのは前述のとおりですが、このミドルの効きを、400MHzと1,000MHzの2つから選択することができます。
ドンシャリサウンドの弱点である「バンドでの音抜け」を解決するときに、こういう細かい設定ができるというのは、非常に大きいですね。
ちなみに私の場合だと、1,000MHzで少しブーストすると、バンドでも音が抜けてきたような印象でした。
その他、サンズアンプの特徴である歪みと原音のブレンドなどは、当初モデルから引き継がれ、引き続き有効に使っていくことができます。
個人的には、ガツンと歪ませるよりは、原音にほんのり味付けするくらいの設定の方が、ほどよくベースサウンドが主張できて好みですね。
Ver.2と当初モデルとの比較…Ver.2の方がおとなしい
ところで、Ver.2と当初モデルの差は、このミドルの有無だけなのでしょうか…もっと言えば、「その点を除けば、音は全く一緒」なのでしょうか?
実はこれ、結構違うんです。
実は、当初モデルの方が攻撃的な面が強く、Ver.2の方は、そうした面が少し抑えられています。
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ですので、Ver.2の方は、ロックサウンドに限らず、実は結構オールジャンルに使っていけるんじゃないか…そんな可能性も感じることができるのです。
もちろんDIとしても使えます
あ、あと、このサンズは、当初モデルから「DI」と名乗っているように、プリアンプとして使いつつ、DIとして使って、ここで音作りした音を直接PAの方に送ってあげることもできます。ライブで使うときには押さえておきたいポイントですね。
以上、サンズのVer.2と、当初モデルとを比較しながらのご紹介でした。
あえて当初モデルを選ぶ選択もありますが、サンズの音をさまざまなジャンルで使っていけるVer.2も、とっても魅力的ですよね。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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