本日は、国産ハイエンド系工房・Sagoのベース、Prime Edgeについてご紹介させていただこうと思います。
なお、Prime Edgeについては4弦モデルと5弦モデルがありますが、仕様は概ね同一ですので、本記事では、特にこれらを区別せずにご説明させていただこうと思います。
- Sago・Prime Edgeの評価・口コミを知りたい
- モダンスペックのSagoのベースを探している
- 手元で音作りを追い込めるベースが欲しい
- Sago・Prime Edgeの価格も含めた評価を聞きたい
もくじ
品質ときめ細かい作り込みに定評のあるSago
兵庫県尼崎市に拠点を構えるギター工房・Sago。スピッツやポルノグラフィティのメンバーが使う楽器を手がけたことで一躍有名になったほか、かつてはオーダーメイドの割りには安い価格でギター・ベースを作ることができることでも知られたメーカーです。
最近は物価上昇の影響で決して「お手頃」とは言えなくなってしまっていますが、国産ギター工房ならではの品質の高さと、きめ細かい作り込みには一層磨きがかかっており、国産楽器メーカーとしてはトップクラスの実力を誇ると言って良いでしょう。
このブログでも、過去にいくつか、Sagoの楽器をご紹介させていただいたことがあります。
https://www.tk-guitar.com/entry/sago_ove




Sagoには珍しい?超現代的な雰囲気のベース
さて、そんなSagoのPrime Edge。
ルックスをふと見ただけでも、大きなくびれにエッジの効いたデザインと、かなり個性的な雰囲気を漂わせています。
Sagoというと、トラディショナルな楽器をベースとしつつ、そこに現代的なアレンジを加えたものが比較的有名なので、レギュラーラインナップにおいて、こうした先鋭的なデザインとしているものは、印象としてはかなり珍しいと感じます。
スペックも現代的!24フレット、3バンドEQ、2ハム…
そして、このPrime Edgeは、スペックが現代的になっているのも見逃せない要素です。
まず、小ぶりで先鋭的なデザインのボディですが、このボディの木材はサーモウッド加工されたアルダーが標準仕様。サーモウッド加工の影響で、サウンドはほどよく丸くなっており、さまざまな音楽に上手く溶け込んでいくことができそうです。また、ボディの軽量化も同時に実現していますので、ライブにおけるベーシストの負担軽減に大きく貢献しています。
にセットされたネックは、24フレットまで用意されており、鋭く切り込まれたカッタウェイの影響とあわせて、ハイフレットでのメロディアスなベースプレイを可能にしています。
また、このベースはプリアンプをボディに内蔵するアクティブタイプなのですが、そこには3バンドイコライザーがついており、しかもミドルの帯域をコントロールできる「Mid Freq」(ミッド・フリークエンシー)までもがついているので、手元でのサウンドコントロールを相当細かいところまで追い込んでいくことができるのです。
ピックアップは、Sagoオリジナルのハムバッカータイプのピックアップ「MM4」が2基搭載されており、パワフルなサウンドを身上にしています。
これらの特徴は、トラディショナルなプレシジョンベース、ジャズベースではなかなか実現できませんし、スティングレイやG&LのL2000のようなハムバッカーを搭載したベースにおいてはボディの重さが気になってきます。
ですので、このPrime Edge、かなり意欲的なコンセプトのベースなんだと言えるでしょう。
抱えて、手にして、そして感じる「一体感」
そして、このPrime Edge、弾いてみようと手にしてみると、まずそのボディの軽さ、扱いやすさに驚きます。個性的なボディシェイプのバランスの良さや、サーモウッドボディに起因する軽さによるものなのでしょう、これはかなり好印象です。
そして、ネックも太すぎず、かつ極端に薄くなく、ほどよい握りこごちで、非常に弾きやすいです。このあたりのプレイアビリティの高さは、さすがSagoといった感じですね。
この扱いやすさを一度知ってしまうと、もうヴィンテージには戻れない…そう思わせるほどの魅力、そして魔力が、Sagoの楽器にはあると思います。
こういう「楽器とプレイヤーの一体感」、すごく魅力的です。
サウンドもパワフル!ハードロックによく合う感じ
さて、Prime Edgeのサウンド面です。
Sago Prime Edge5 【リフレイン】
非常にパワフルで、同時に適度なコンプ感があり、扱いやすいサウンドであるという印象を受けます。このルックスも相まって、ハードロック系のバンドサウンドにおいて、音数の多いフレーズを弾くと、かなり映えるような印象があります。
また、前述のように、指弾きでサウンドのボトムを支えるようなプレイにおいても、かなり存在感のあるベースサウンドを奏でることが可能です。こちらも、音数を増やして、「低音の壁」のようなプレイをすると、特にこのベースの良さが活きるような感じですね。
もちろん、スラッププレイにおいても、高品質なアクティブベースとしての特徴を引き出すことが可能です。ボディの小ささやフレットの多さなどの影響もあってか、スティングレイほどブリブリはしませんが、音抜けの良さが際立っており、こちらもなかなか魅力的なサウンドです。
Sago New Material Guitarsのコンセプトモデル Prime Edge4!!
価格は30万円台後半~40万円程度…少し高いかも
さて、そんなPrime Edge。価格は仕様によって大きく異なるのですが、通常ベースでいくと、おおむね30万円台後半~40万円台程度と、正直、決して安いものではありません。
もちろん、これだけの価格に見合うクオリティを有している楽器であることは間違いないのですが…一般的な経済水準で日々の生活を送っている人にとって、楽器にこれだけのお金を投じるには、なかなかの勇気が必要になる金額です。
ただし、一方で、Prime Edgeについては、たまに楽器屋さんの店頭でお買い得品を見かけることも多々ありますし、中古商品についても一定流通していることが確認できています。
この楽器のコンセプトが気に入っている方は、ぜひこういった「お得に買える方法」も、いろいろ調べてみていただければと思います。
【まとめ】ハードロック指向の方には超オススメ!上手に買って楽しもう
このように、SagoのPrime Edgeについては、ルックス・サウンドともに非常に現代的に仕上がっており、また抱えたときの扱いやすさやプレイアビリティなども抜群で、このルックスやサウンドの特性を活かしながら、特にハードロック系の音楽に持ち込むと圧倒的な存在感を発揮できることが、よく分かりました。
ただし、最近のSagoの楽器全般に言えることですが、価格が大きく上昇しており、このPrime Edgeについても、価格が30万円台後半~40万円台からスタートと、まともに買うとかなりの負担感を覚えるのも、また事実。
店頭のお買い得品や中古なども上手に活用しながら、少しでも多くの方に、Sagoが自信を持って送り出す現代的ベースサウンドを味わっていただければなあ…と、願ってやみません。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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