本日は、ローランドのストリート向けギターアンプ、Cube Street についてレビューしようと思います。
- ストリートで使えるギターアンプが欲しい
- 簡易PA機能を持ったギターアンプを探している
- サウンドバリエーション豊富なストリートアンプが欲しい
- アンプを路上ライブで使う際の注意事項を聞きたい
もくじ
全体的な設計思想は「簡易PAになるギターアンプ」
ローランドのCubeシリーズといえば、抜群の安定感と、COSMが作り出す良質なモデリング技術に定評のあるアンプですが、どちらかというと、家庭での使用に重きが置かれていた面があります。
ところが、このCube Streetは、Cubeをベースとしつつも、その名のとおり、「ストリート」での使用が想定されています。
具体的には、まずスラントしたデザイン。スピーカー部分が45度上に向いていることにより、音が聴衆に向けて広がっていくような設計になっています。
次に、ギターに加えてのマイク端子の搭載。一般的なCubeシリーズであれば、単にギターのインプットがあるだけなのですが、このCube Streetについては、マイク入力端子があり、かつこれに関する音量等の設定が独立していますので、たとえばギター弾き語りであれば、このCube Streetを簡易PAシステム的に活用することができるのです。
また、ギター入力端子には、キーボード等の使用が想定された「Instrument」モードがあり、これであればアコギやキーボードを活用することも可能。こういった点においても、まさにこのCube Streetが簡易PAとして使えてしまう所以といえるでしょう。
なお、このほか、普通のステレオ入力端子もありますので、ここを使って外部音源を鳴らすことも可能です。これも含めると、「マイク+ギター等の楽器+外部音源」の3入力を使うことが可能ということになりますね。
ギターアンプとしては旧型のMicroCubeがベース
さて、そんなCube Streetをギターアンプとして見てみると、COSMを活用した下記のモデリングを使っていくことになります。
- JC CLEAN:おなじみJC-120のモデリング
- BLACK PANEL:フェンダーのTwin Reverbのモデリング
- BRIT COMBO:VOX の AC-30TBのモデリング
- CLASSIC:マーシャルのJMP1987をモデリング
- R-FIER:MESA/BoogieのRectifierをモデリング。
- ACOUSTIC SIM:アコースティックシミュレーター
これ、実はほぼほぼ、Micro Cubeやその後継機、Micro Cube GXと同じです。

ですので、2022年となった今、設計としては実は少し古めでは…という話もあります。
ただ、設計が古いからダメかというとそうではなくて、むしろこれまでのローランドらしさがしっかり出ているので、非常に安定感はあると思います。特に、JC-120にセットして「仮想JC」にするのであれば、これで十分すぎるのクオリティがあると言えるでしょう。
なお、この上位グレードにあたるとされている、Cube Street EXは、ギターアンプのモデリングがかなり省略されており、ギターアンプとしての活用をメインにするのであれば、むしろこの無印Cube Streetの方が、はるかにオススメだったりします。

電池駆動OKなのでストリートに持ち出せます
そして、簡易PAとして使える多機能さ、ギターアンプとしてのモデリングの豊富さを有しつつ、単3電池6本で最大15時間使えるという点も見逃せません。
単3電池6本で動かせる簡易PA、となると、これは相当に貴重だと思います。
駆動時間の15時間も相当に長く、少なくとも一般的なストリートライブであれば、十分いけるほどの燃費の良さです。
ただし…ストリートライブは原則違法、使い方には気をつけて
と、ここまで、このCube Streetについて、ストリートライブの強い味方、といった視点で記事をまとめてきていますが…
そもそも論として、以前このブログに書いたように、許可を得ていないストリートライブは、通常、違法です。


ですので、今さら改めて言うまでもないことかもしれませんが、ストリートライブを実施するときは、道路・公園使用の許可を得ておくとか、あるいは地域の音楽イベントの中で活用するとか、といったように、わが国の法令やルール・マナーを遵守しながら、正しくこのアンプを活用していく必要があるのかな、と思っています。
最後、アンプのレビューからは少しずれてしまいましたが、このCube Street、既存のハコでのライブにとどまらず、活動の場所を外に求めていきたいような、そんなアクティブなプレイヤーさんには、特にお勧めだと言えるでしょう。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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