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ノウハウ

BOSS GT-1のおすすめセッティング!ハイゲインサウンドの音作り

BOSS GT-1

GT-1でハイゲインな音作りの仕方を語るよ!
いい音が作れないというお友達は読んでみるといいよ!

適当にいじってもそれなりの音を出してくれるBOSSのGT-1さんですが、グラEQ使うとワンランク上のサウンドメイクが可能です。

いや、むしろハイゲイン系の音作りするならグラEQはさすべき!
グラEQ使わないとレクチや5150やウバーシャルあたりが埃被る事になります。

エフェクトチェイン

まずは仕上がりイメージですが、まあほとんどの場合こうなります。

FX1⇒OD⇒Pre⇒FX2(グラEQ)⇒NS⇒DLY⇒REV

FX1は下地作りです。なくてもいいですが、より上品に仕上げたかったらコンプを薄くかけてもいいですし、ギター本来の出音を劇的に変えたかったらトーンモディファイやギターシミュレーター挿すのもありです。

あ、当たり前ですが、接続するアンプなどに合わせて出力設定は選択しておきましょう。

STEP1 アンプを決める

エフェクト類をすべてOFFにした状態でPreだけONにし、アンプを決定します。
ただしFX1でコンプなどをかけている場合はONでOK。
気にするべきは音質(キャラクター)のみで、抜けとかなにも気にしなくいいです。

アンプモデルそれぞれでかなり特性に差があり、単体で使える物と補正にコツが必要な物がある印象です。
例えば改造マーシャルをイメージしたHIGAIN STACKなんかは割とそのままでも使えますが、Mark ⅡC+やレクチ、トライアンプ、ウバーシャル、5150あたりは単体だと結構酷い音してます。

ここは後からちゃんと使える音になりますので、最初はガマンしましょう(笑)

ポイントですが、EQはフラットでいいのでGAINは極力下げること。
特にレクチやウバーシャル、5150なんかは無駄に歪んでるので10~20でいいです。
歪ませるのはODに任せます。

なお、スピーカーの選択はオリジナルのままが一番いいようです。

STEP2 ODを入れる

歪み具合をODで調整します。選択したODの種類でかなり特徴が変わってくるので、イメージに近い物を選びましょう。HIGAIN STACKのような最初からまともな物だったらなんでも合いますが、やっぱりOD-1やTSなんかが馴染みます。RATも好きです。

レクチ、ウバーシャル、5150なんかだとSTEP1でGAINを極端に下げてるのでDIST-AでGAIN上げてあげるとステキサウンドになってくれます。

STEP3 PreとODでイコライジング

G3nなんかだとブースターとして挿したODのTONEはほぼ効かない感じでしたが、GT-1はODのEQも結構ききます。PreのEQとはまた違った効き方をしますので、上手に使いましょう。
Pre部のEQはかなり効きが良く、1メモリ単位でちゃんと設定する事をおすすめします。

イメージとしてはPre部で作りこんでいって、あと少し詰めたいけど大げさに変わり過ぎると感じたらODのEQ回すという感じです。
変な例えですが、PreのEQは㎝で変わってODのEQは㎜で変わるような感じでしょうか。

注意点

ギターにもよると思いますが、特にレクチ、ウバー、5150なんかはこの段階でEQ回しても「ミー」とか「ジー」とかいう高音域の素人臭いとこが出る場合が多々あります。
この辺りは経験上PreとODのEQでは解消できませんので次のステップのグラEQに任せます。

STEP4 FX2のグラEQで最終調整

グラEQがまたよく効きます。もし高音域のいやなとこが出てたら1.6、3.2あたりをカットしてみましょう。多分改善されます。
いやなとこは減ったけど高音足りないなと思ったらPreかODのEQで上げてやります。

EQの効きはグラEQ >Pre>ODという感じなので、求める変化の量に合わせて調整するとよいかと思います。
もう一つコツというかイコライジングの基本ですが、高音が足りないと感じたらトレブルをあげるのではなくベースを下げるとか逆の調整もやってみましょう。

音作りという意味ではここまでで完成です。
いい音になりましたか?

STEP5 立体感をリバーブで作る

私はアンプから音を出す際はリバーブを使いません。なんかシャープさが損なわれるというか音像がぼやける感じが好きじゃないので。
ただ、レコーディングでPCにつなげたり、GT-1の音をヘッドフォンでモニタリングする際はリバーブを使います。

何に使うかというと、スピーカーから音が出て耳に届くまでの距離感の演出です。
ヘッドフォンで聴いてると音が張り付いててリアリティがない感じがするので、ちょっと距離を離す感じです。

ですので、リバーブタイプもアンビエントやルームなどを選び、TIMEをごく短めでMIXを少し高めでセッティングします。
スピーカーが空気を揺らしてる感じをイメージして調整します。

これでかなり生っぽくなるんじゃないですかね。

以上でございます。

ポイントまとめ

  • GAINは極力下げて歪み具合はOD任せ
  • グラEQはカットで使用
  • 歪み過ぎるアンプモデルはグラEQ挿すまで嘘くさい音出すけどガマン
  • PreのEQはよく効くので大雑把に回すのではなく2メモリくらい注意深く

いやー、GT-1便利だわー。

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