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ギターピックアップ

【レビュー】Gibson 57 Classic ヴィンテージ系ハムバッカーの代表格。

本日は、ギブソンのギター向けハムバッカーピックアップ、57 Classicについてレビューさせていただきます。

この記事はこんな人にオススメ
  1. ギブソンの57 Classicの評価を聞きたい
  2. 57 Classicとバーストバッカーの違いを知りたい
  3. 57 Classicがどんな音楽ジャンルに合うか教えてほしい

「PAF」と57 Classsic

ギブソンのピックアップの歴史を語る上で、1957年ごろというのは欠かせません。

この頃のレスポールに搭載されていたピックアップには、「特許出願中」を表す「Patent Aplied For」のシールが貼られていました。

この頭文字をとった「PAF」が、1957年のレスポールに搭載されていたピックアップの、いわばシンボルとして広く認知されるに至り、その後、多くのピックアップメーカーが、ヴィンテージ系ハムバッカーを製作する際の、一つの指標のようになっていました。

そういえば、先日ご紹介した、同じギブソンのBurst Buckerも、まさにこの「PAFを忠実に再現」をコンセプトにしていたピックアップでしたね。

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かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみに、現代的なサウンドを指向したギブソンのピックアップだと、490Rや490T/498Tがありますね。
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57 Classicが目指したものは…甘いレスポールサウンド

さて、そうした57 Classicですが、その名前からも容易に想像ができるとおり、まさに「1957年のレスポールのサウンド」を目指したものとなっています。

ハムバッカーというと、最近の流れではハイパワー指向に振られる向きがありますが、この57 Classicは、ハムバッカーらしさを維持しつつも、基本的にはローパワーなピックアップ。どちらかというと、クリーンからクランチくらいで、その良さが活きる印象を受けます。

また、サウンドが全体に丸っこいのも、この57 Classicの特徴です。とりわけロントについては、「これぞヴィンテージのレスポール!」って感じの、甘くて優しいサウンドを奏でることができます。クリーントーンでアルペジオやソロを弾いていると、ずーっと心地よい時間を過ごせてしまうような、そんな魔力がこのピックアップにはあります。

57 Classicとバーストバッカーと比較すると…

さて、この57 ClassicもPAF系のピックアップという立ち位置におりますが、先日ご紹介したバーストバッカー(Burst Bucker)も、同様にギブソンのPAF系ピックアップということになります。

てことは、これら両者は、サウンドの方向性は同じなのかな…と思うのですが、ところがどっこい。これがだいぶ雰囲気が違うんです。


Gibson Pickups Comparison Test Demo – 57 Classic – BurstBucker 1 & 2 – 490R 498T – 496R 500T

57Classicの方は、前述のように、相当に甘く、優しいサウンドが売り。ジャンルでいうと、ポップなサウンドや、あるいはジャズなどに持ち込むとピッタリはまりそうな感じです。

一方のバーストバッカーの方は、かなり高域が強く、またType2以上になるとパワーもかなり強くなっており、ハイゲイン系の音作りに溶け込ませることで、多くの人がレスポールに期待するような、ハードロック系サウンドに対応できるような素養を感じます。

ですので、ヴィンテージ系をより強く指向する方には57 Classicが、しっかり歪ませて、ロック系のサウンドに持ち込みたい方にはバーストバッカーが、それぞれ向いているのかなあ…という印象を受けます。

カバーありとカバーなし…個人的にはカバーありがオススメ

そんな57 Classicですが、ピックアップを購入しようとしたときに迷うのが、「カバーの有無」。

この57 Classicは、カバーがあるタイプと、カバーがないタイプの両方から選ぶことが出来ます。一般論で言うと、カバーがある方がサウンドが甘くなり、カバーがない方がサウンドにエッジが立つと言われています。

もちろん、そうしたサウンド面の特徴もさることながら、同時に気になるのが、見た目の問題。

個人的には、この57 Classicについては、カバードピックアップが似合っているような気がします。サウンド面でも、そちらの方がより57 Classicらしさを発揮できるような印象もありますしね。

ちなみに、カバーについては、一般的なニッケルタイプのほか、レスポールカスタムへの搭載を想定したと思われる、ゴールドカバーもあります。

【まとめ】レスポールに「甘いサウンド」を求める方へ

レスポールというと、ハードロックで使われることが多い印象のあるギターですが、もともとはジャズ系のギターとして使われることが想定されていたという逸話もあるほど、甘く優しい、時には大人の渋さを感じさせるサウンドを作ることもできる側面を持ち合わせています。

この57 Classicは、まさにそうしたレスポールの「甘く、優しいサウンド」を奏でるのに特化しているといえるほど、特徴が分かりやすいピックアップです。

使う人は選ぶかも知れませんが、はまる人にはめちゃくちゃはまるピックアップだと思います。

レスポールで、大人のサウンドを奏でたいアナタに、ぜひオススメのこの一品。ぜひ、お試しくださいませ。

かとうたかこ
かとうたかこ
ちなみに、最近のギブソンについて、まとまった考察記事を書いているので、こちらもあわせてご覧ください♪
「どうした?Gibson」最近のギブソンに人気がない4つの理由最近、楽器屋さんを回っていたり、あるいはネットで楽器関係の記事を見ていると、とにかく目につくのはフェンダーのギター・ベース・アンプのもの...
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