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ピアノ

電子ピアノおすすめ・選び方を子供から大人の買ってはいけないものまで紹介

電子ピアノおすすめ

電子ピアノは、アコースティックピアノに比べて手軽に楽器演奏を始めることができます。

しかし、初心者や子供向けに適した電子ピアノを選ぶことは重要です。また、機能や価格なども選ぶポイントとなります。本記事では、電子ピアノのおすすめや選び方について、初心者や子供向けの商品も含めて紹介します。

かとうたかこ
かとうたかこ
今回は、電子ピアノの購入を考えている方が知りたい情報を、余すことなくお届けします。
この記事を読むことで、あなたにぴったりの電子ピアノがどんなものなのかわかります。

電子ピアノが欲しい!と考えていらっしゃる方は、このような状況の方が多いかと思います。

この記事はこんな人にオススメ
  • 新しい習い事としてピアノを始めることになったお子さん
  • 趣味でピアノを始めることにした大人の方
  • 子供の頃にピアノを習っていたけどまた始めることにした再会組の方
  • 保育士、小学校教諭を目指されている方

そして、おそらく皆さんは、

  • どんな機種を買えばいいんだろう?おすすめを知りたい!
  • どのメーカーがいいの?
  • 安いものでも大丈夫かな?
  • 避けた方がいい特徴は?

などと考えていらっしゃるのではないでしょうか。

電子ピアノとは

電子ピアノとは、デジタル録音したピアノの音色をスピーカーで再生する仕組みの鍵盤楽器です。
電子ピアノと混同しがちなものにキーボードがあります。キーボードも電子ピアノも、いろいろな音色を出せる電子鍵盤楽器です。
電子ピアノのほうが生ピアノにより近い音色を出すことができます。 理由は3つです。

  • 電子ピアノは生ピアノ独特の響きや音色を細かく録音して作られている
  • 鍵盤のタッチを生ピアノに近づけて作られている。(引いた時の重みがある。非常に軽いものはキーボード)
  • 鍵盤の作りを生ピアノに近づけて作られている。(鍵盤に厚みがあり、箱のような形のものが電子ピアノ、薄型のものがキーボード)

ピアノの練習用としての用途をお考えなら、圧倒的に電子ピアノのほうが向いています。

電子ピアノのメリットとデメリット

電子ピアノは、アコースティックピアノに比べて手軽さやメンテナンスのしやすさ、多彩な音色などのメリットがありますが、同時に演奏感や音質に関してはアコースティックピアノに劣る場合があるなど、デメリットもあります。本記事では、電子ピアノのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

時間帯を気にせず弾くことができる

電子ピアノは、ヘッドホンをつけて音を周囲に漏らさずに演奏することができます。集合住宅に住んでいる方や、夜遅くにしか練習できない方でも、気兼ねなく演奏することができます。

設置場所をとらない

アップライトピアノを置くよりも少ないスペースで済みます。

調律がいらない

生ピアノだと年1回は必要になる調律。アップライトピアノで12000円程度、グランドピアノでは15000円程度が平均価格です。その維持費がかからないのはメリットですね。音程が狂ってくると、気持ちが悪いものです。いつでも一定の音程で演奏できるのは安心です。

さまざまな音色を楽しむことができる

グランドピアノ、ハープシコードなどの鍵盤楽器の音はもちろん、管楽器や弦楽器、パーカッションの音まで入っていて、ポロポロと鳴らすだけでも楽しいです。
リズムパターンが内蔵されていて、そのリズムに合わせてメロディーを弾くだけでもそれなりに豪華に聞こえ、満足感があります。

デメリット

生ピアノのような繊細な表現はできない

電子ピアノはあくまでも、録音された音をデジタル回路を通してスピーカーから電子音として再現するだけです。
対して生ピアノは、奏者の微細なタッチに対応してハンマーが弦を叩き、ピアノ本体が共鳴して音が鳴っています。
このような音の広がりや豊かさを、スピーカーから出る電子音が上回ることはできないのです。

寿命が短い

生ピアノならば60年、適切な扱いをしていれば100年以上演奏できるともいわれますが、電子ピアノはどんなに長くても20年ほどで寿命となってしまいます。

電子ピアノの種類

電子ピアノには、据え置き型や卓上型など、様々な種類が存在します。それぞれの種類によって特徴や使い方が異なるため、自分に合った電子ピアノを選ぶことが重要です。本記事では、主要な電子ピアノの種類について解説します。

据え置き型

据え置き型

鍵盤・脚・ペダルが一体となっているタイプです。スピーカーの搭載数が多く、生ピアノに近い表現ができますので、上達をめざすならこちらのタイプが良いでしょう。

卓上型

卓上型
足がない鍵盤本体のみのタイプです。お手持ちのテーブルの上または別売りのスタンドの上で演奏します。
自宅だけでなく、職場やスタジオ、ライブ会場などに持ち運びが必要な場合はこちらを選ぶと良いでしょう。

電子ピアノの相場

電子ピアノの相場は、1万円代から100万円以上と幅広いです。一般的に、価格が高いほど、音質や演奏性が向上し、機能も豊富になります。電子ピアノは価格によって性能が大きく変わるため、安さ重視で選ぶとあとから後悔することも考えられます。

電子ピアノの価格は、以下の要因によって決まります。

鍵盤の品質

樹脂製(プラスチック製)鍵盤は、比較的低価格帯の電子ピアノに搭載されています。軽量なのが特徴です。
木製鍵盤は、上位機種の電子ピアノに使用されており、重厚なタッチ感や高品質な音色を実現しています。
木製鍵盤の中でも「象牙調仕上げ」というものはよりピアノの質感に近く、鍵盤の表面がザラッとしていてすべりにいため、ミスタッチを防ぐことができます。およそ15万円以上の機種から搭載されるようになります。

スピーカーの数、品質

上位機種の電子ピアノほど大きなスピーカーを多く備えています。スピーカーを4つ〜6つ以上搭載していて、高音は本体の上の方から、低音は足元から響くようなスピーカー配置になっているものが、生ピアノのような豊かな音を楽しめる良い電子ピアノです。

音源

録音したものを再生するのが電子ピアノですから、その音源、録音の仕方、再生技術によって音色、価格も変わってきます。メーカーによって個性があるので、一度試弾してみてお好みのものを見つけてみてください。

電子ピアノのブランド一覧

電子ピアノの世界シェアは日本のメーカーが上位を占めており、日本製品の優秀さと人気ぶりがうかがえます。
海外にも電子ピアノのメーカーがあります。日本製ならば、安心の技術力。海外製ならば、独自のスタイルやデザイン製の高さが特徴となります。

電子ピアノの日本メーカー

家電量販店やネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」によると、2022年の電子ピアノ市場のメーカー別販売台数シェアでは、1位ヤマハ・2位カシオ・3位カワイとなっています。
2022年の電子ピアノ市場のメーカー別販売台数シェアでは、1位ヤマハ・2位カシオ・3位カワイ

日本製の電子ピアノメーカーには、ピアノメーカーが出している電子ピアノと、電子ピアノ専門のメーカーがあります。

YAMAHA(ヤマハ)

YAMAHA(ヤマハ)
ピアノメーカーの代表格といえばヤマハですよね。電子ピアノも品質が高く、クラシックピアノを勉強するなら正統派のヤマハを選ぶと良いでしょう。お子様のレッスンでも主に弾く曲はクラシックでしょうから、ヤマハの電子ピアノは良い選択肢と言えます。

KAWAI(カワイ)

KAWAI(カワイ)
カワイのピアノは深みのあるまろやかな音が特徴。それは電子ピアノの音色にもしっかりと踏襲されています。
また、電子ピアノにはじめて木製鍵盤を採用したメーカーです。生ピアノの感覚に近い鍵盤を選びたい、鍵盤のタッチにこだわりたいという方はカワイを選ぶと良いでしょう。

電子ピアノ専門のメーカー

電子ピアノ専門のメーカーは、アコースティックピアノメーカーとは異なり、専門的な技術や音響技術を持ち合わせています。また、電子ピアノ専門メーカーは、さまざまな機能を持った製品を取り揃えており、さらに、各種アプリケーションやコンピューターなどとの連携も可能です。本記事では、電子ピアノ専門のメーカーについて紹介します。

Roland(ローランド)

Roland(ローランド)
日本で初めて電子ピアノを製造したメーカーで、他にも電子ピアノではじめて、タッチによる強弱表現を可能に・象牙調鍵盤や音色の無段階変化などを実現したのがローランドです。以後、電子ピアノメーカーの先端として走り続けています。ポップスなどクラシック以外の曲でも合う音色をしているので、さまざまなジャンルの曲を弾きたい人におすすめです。

KORG(コルグ)

KORG(コルグ)
コルグのシンセサイザーには根強いファンが多くいます。世界の名だたるアーティストが、コルグのシンセを愛用しています。
電子ピアノはリチャード・クレイダーマンが愛用していたといいます。インテリアとして置いておくだけでもかっこいいモデルばかりです。アーティストと同じメーカーのものを使っているという満足感を得たい方、インテリアにこだわりたい大人の方におすすめです。

CASIO(カシオ)

CASIO(カシオ)
電卓や電子辞書が有名なカシオですが、電子ピアノもその技術力を活かした、品質の高いものになっています。買いやすい価格帯、コンパクトなサイズが魅力的な「privia」シリーズは、初心者の方にも手に取りやすいモデルです。コスパ重視の方に特におすすめします。

これら日本製の15万円以上の機種を選べばほぼ間違いはないと言えるでしょう。

予算の面でもう少し価格を抑えたエントリーモデルを選ぶことになったとしても、これら日本製のメーカーでしたら信頼できる品質となります。

電子ピアノの海外メーカー

海外の電子ピアノのメーカーは、日本では国内メーカーのものに比べてシェア率は低く、あまり目にすることはないかもしれません。
しかし、それぞれのメーカーが個性あふれる電子ピアノを出しています。それでは、代表的なメーカーをみていきましょう。

Clavia 社 (スウェーデン)

Clavia 社 (スウェーデン)
世界のトッププレイヤーが愛用するキーボード「Nord」シリーズを販売している、シンセサイザーのメーカーです。バンド演奏に最適な、アンサンブルに埋もれないサウンドが特徴。創業以来一貫して追求してきた「ステージで使うための楽器」です。赤いボディがとてもカッコいいですね!

Alesis (アメリカ)

Alesis (アメリカ)
DTM用のMIDIキーボードや、ショルダーキーボードなどが有名です。King GNUの井口さんもQ49というMIDI キーボードを愛用しているそうです。

Medeli(中国)

Medeli (中国)
日本の電子楽器メーカー出身の製品企画担当者がプロデュースしています。
一般家庭に求められる基本機能はもちろん、シンプルかつライブ感のある操作性を持ち合わせた電子ピアノです。
メインのピアノサウンドにはドイツの有名グランドピアノの音源を採用しています。

DEXIBELL(イタリア)

DEXIBELL(イタリア)
美術品を思わせるような芸術的な外観です。
演奏する時だけでなく、蓋を閉じた時にも美しい見た目で、インテリアとしてみてもとてもおしゃれです。

電子ピアノはどこのメーカーがいい? 

初心者の方でしたら、日本製のメーカーを選ぶことをおすすめします。修理・補償の面でも安心です。
選ぶポイントは以下の通りです。

鍵盤の種類

中級程度のレベルまでの上達を目指したい、ということならば、木製鍵盤をおすすめします。ハンマーアクション搭載(各メーカーにより名称が異なります)の機種が良いでしょう。

鍵盤数

初心者の方では88鍵の音域すべてを使う曲を弾くことはないと思いますので、コストを抑えたい、スペースをとれないということでしたら61鍵〜のものでも良いでしょう。
生ピアノと同じ鍵盤数の88鍵は、中〜上級者向け。ただし、お子さんの場合は注意が必要です。時代の流れで、導入期から最低音鍵盤〜最高音鍵盤まであますことなく使う教本が流行しています。先生に確認をとりましょう。

スピーカー4基以上搭載の機種か

4基以上のスピーカーを搭載した電子ピアノは、高音・低音・中音域を分けて音を出すため、より音に広がりや立体感が出て自然な音質を実現できます。また、ステレオ効果もより強くなります。音源が持っている能力を最大限に発揮できるため、強弱をしっかり表現できるのも魅力です。

Bluetooth機能搭載機種か

Bluetoothオーディオ搭載機種なら、スマホやタブレットで再生した動画の音を、ピアノのスピーカーから出すことができます。
へッドホンをすれば、接続したスマホの音とピアノの音の両方がヘッドホンから聞こえるため、夜中でもyoutubeの独学動画や参考動画の音を聴きながら練習することができます。独学の方には必須の機能と言えるでしょう。
また、ピアノを弾いていないときは、Bluetoothスピーカーとしても使用可能。好きな曲を流してBGMにしたり、映画やドラマを良い音で楽しんだりすることができます。

USBを使うUSB MIDI端子を装備している機種

スマートフォンやタブレット等につなげて、Skooveやflowkeyなどのアプリを使い、好きな曲をオンラインで学ぶことができます。
アプリが演奏中の音符をリアルタイムで認識して楽譜上の音符と比較、正しい音が弾けていれば楽譜が進んでいくという便利な支援ツールです。

電子ピアノ大人の初心者おすすめランキング

ある程度自分で学習できる能力がある大人の方ならば、忙しい時間の合間を縫って、アプリでの独学練習やオンラインレッスンを考える方も多いでしょう。
USB MIDI端子、Bluetooth機能を装備している機種をおすすめします。
また、「おしゃれな電子ピアノがほしい」と考える大人の方もおられると思います。見た目にこだわりたい方向けの機種も紹介します。

3位 Clavia Nord Piano 5


ハンマーアクション鍵盤採用の88鍵モデル・73鍵モデルがあります。ピアノらしい弾き心地と、ppの表現力に感激するでしょう。
そしてはずせないのが、この特徴的な赤いボディ!とってもかっこいいですよね。持ち歩きが可能なのも、卓上電子ピアノならではです。

2位 YAMAHA / P-125a

YAMAHA / P-125a
コンサートグランドピアノの音を丁寧にサンプリングしていて、鍵盤は自然なタッチを実現したグレードハンマースタンダード(GHS)を搭載しています。YAMAHAの本格クオリティを体験することができます。無料アプリ「スマートピアニスト」と、iPhone/iPadなどのスマートデバイスを使用し、さまざまな機能を簡単に操作可能です。

1位CASIO CDP-S300

CASIO CDP-S300
内蔵曲のPDF楽譜がディスプレイで表示できる「PDF楽譜ビューワー」が便利です。手持ちのPDF楽譜を表示することも可能です。楽譜をスキャンして電子化するととても便利ですよ。
Bluetooth オーディオも搭載されていますので、夜間でもヘッドホンをつないでスマートフォンやタブレットでyoutubeの独学動画を流しながら一緒に練習することもできます。
また、スマホ内のオーディオデータのテンポ変更・メロディキャンセルといった操作が可能な「AUDIOプレイヤー」機能が搭載されています。
こういった機能を使いこなせば、独学でも存分にピアノライフを楽しめそうですね。

電子ピアノ子供おすすめランキング

スタンド一体型である

お子さんの場合特に、卓上型はおすすめしません。別売りのスタンドを利用する場合、強いスタッカートの曲を演奏するとガタガタしてしまいます。転倒防止のためにも、安定して正しい姿勢で演奏のできるスタンド・ペダル一体型の機種が良いでしょう。
お子さんはペダルを踏むのも一苦労。スタンド別型だとすべって動いてしまい、集中できません。

木製鍵盤である

お子さんはまだまだ手も小さく、成長途中の段階。5本の指でも指によって鳴らしやすい指・鳴らしにくい音があり、その差が大人よりも大きいといえます。
しかし、機種によってはこのような差を表現しきれないものや、タッチが軽いため一見弾きやすく上手に聴こえてしまうようなものもあります。
しかし、このような機種を選んでしまうと、教室のピアノで弾いたときにギャップを感じて苦しむ原因になります。電子ピアノの鍵盤の重さはグランドピアノに近い木製鍵盤のものを選ぶようにしましょう。

3位 KORG LP-380-WH U

KORG LP-380-WH U
こちらの機種のおすすめポイントは、鍵盤を左右で分けて同じ音域を2人で演奏できるパートナー・モードや、2つのヘッドホン端子があること。レッスンの宿題をお子様に付き添って行いたい、音を出せない環境下でもお子様の演奏する音を聴きながら練習を見守りたい保護者の方におすすめです。

2位 Roland LX706

Roland LX706
生ピアノに一番近い電子ピアノといえるでしょう。6つのスピーカーを搭載していて、実際にグランドピアノを弾いているような感覚に陥ってしまいます。
木材+樹脂センターフレームによるハイブリッド構造の鍵盤を採用していて、グランドピアノで感じるリアルな手応えを再現できます。また、2つの異なる特徴を持つフルコンサート・グランドピアノ音色を搭載していて、良い音でピアノの演奏を楽しめます。
鍵盤を弾くと「ドレミ」と音名が出る音色が新たに搭載されました。内蔵曲にもドレミで歌う練習用の曲を30曲搭載されているので、知っている歌の音名をお子様が一緒に歌うことで音感が育まれていくでしょう。
30万円台と少し高価ではありますが、お子さんに生ピアノに近い電子ピアノを与えたいとお考えの方にはとてもおすすめです。

1位 KAWAI CA49GP

KAWAI CA49GP
木製鍵盤で、グランドピアノのタッチを目指した「グランドフィールスタンダードアクション」搭載。
生ピアノに近づけた素晴らしい電子ピアノでありながら、他にもお子様が喜ぶ機能が満載なんです。
指1本で自由に鳴らしても曲になってしまう「コンサートマジック」機能で、「自分で弾けた」感覚を養うことができます。
島村楽器限定のCA4900GPなら、「ワンニャン」などの限定の音色が追加されており、レッスンに通う前のお子様でも喜んで鍵盤に親しむことができますよ。練習の合間にも楽しめる機能が満載で、ピアノに触れる時間が自然と長くなり、音楽が大好きになっちゃいそうです。

電子ピアノ安いおすすめランキング

長く続くかわからないので高価なものはちょっと….。出せても5万円程度まで…。という方には、こちらの機種がおすすめです。

YAMAHA 電子キーボード piaggero NP-12B

YAMAHA 電子キーボード piaggero  NP-12B
こちらは「電子ピアノ」ではなく61鍵の「キーボード」です。しかし、ペラペラの薄い鍵盤ではなくピアノと同じ形の箱型の鍵盤に、弾く強さによって強弱がつくタッチレスポンスが付いています。
とにかく安いものがいい!という人には、中国製の楽器を買うよりはYAMAHA製のを選ぶと安心でしょう。

Alesis Prestige Artist AHB-1

Alesis Prestige Artist AHB-1
ハンマーアクションの調整ができるので、最初はオフで弾きやすく。上達してレベルが上がってきたら、オンにすることができます。
BlueTooth機能はついていませんが、USBを使うUSB MIDI端子を装備しているので、パソコンやスマホ、タブレットにつないでSkooveやflowkeyなどのアプリでピアノオンライン学習が可能ですよ。

買ってはいけない電子ピアノは?

高価な上、大きさがあるため返品も難しい電子ピアノ。買った後に後悔したくないですよね。買ってはいけない電子ピアノをいくつかチェックポイントを挙げますので、参考にしてみてください。

ヘッドホン端子がない

電子ピアノをお求めの方は、集合住宅に住んでいたり、夜中に引きたいという希望があったりという方もいるでしょう。それなのにいざヘッドホンを挿そうとしたら「端子がない…!」などというオチにならないよう、ヘッドホン端子の有無はきちんと確認しておきましょう。

ディスプレイがない

ディスプレイがない電子ピアノは、本体のボタンだけでなく、鍵盤自体をボタン代わりに操作しなければならないなど、とても操作性が劣ります。毎回操作のために説明書を引っ張り出してこなければならないという事態を防ぐにも、ディスプレイ搭載の機種を選ぶのがおすすめです。

同時発音数が少ない

最大同時発音数とは、同時に出せる音の最大数のことです。多くの機種は64音以上となっていますが、それより少ない電子ピアノは避けましょう。
ステレオ再生である電子ピアノは、一つの音を弾いた時右と左のスピーカーから音が出ます。
つまり、弾いた音の2倍の音数が出ているわけです。
また、ペダルを使い、音を伸ばし続けるとその余韻の音もすべて発音数にカウントされます。ショパンなどの早いパッセージの曲を弾くときには、あっという間に60音相当を超えてしまうでしょう。

電子ピアノは何年持つ?

かとうたかこ
かとうたかこ
電子ピアノには電子部品が多数使われているため、一般的な家電製品と同じ考え方となります。

中の電子部品が壊れたら交換しか手がありませんが、製品の生産終了から6年~8年間はメーカーが部品を供給してくれます。それを超えてくると修理は難しくなってしまいます。

壊れない限り使い続けることはできますが、寿命としては家電製品と同じように購入後10年といわれています。

おすすめ電子ピアノポイント:まとめ

いつでも好きな時に、防音室なしで練習できる電子ピアノは、価格が安い・メンテナンスが楽・場所を取らないと良いことづくめ。ぜひ、あなたのお家に電子ピアノを導入して、すてきなピアノライフをエンジョイしてください。この記事があなたの助けになれば幸いです。

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