本日は、BOSSのワイヤレスアンプ、KATANA-AIRについてレビューさせていただこうと思います。
- BOSS KATANA-AIRの評価・口コミを知りたい
- ワイヤレスで高音質なギターアンプが欲しい
- KATANA-AIRの特徴について教えてほしい
- 価格やコスパも含めたKATANA-AIRの総合評価をしてほしい
もくじ
定評あるBOSSのKATANAシリーズ
BOSSブランドでリリースされ、数多くのギタリストに愛用されているギターアンプ・KATANAシリーズ。このブログでは、これまで、KATANA-50と、KATANA-MINIをこれまでレビューさせていただきました。
KATANA-50については、2万円台半ばという価格帯でありながら、50ワットの出力を実現し、そしてサウンドクオリティの高さも相まって、小規模ライブにも対応できてしまうくらいのポテンシャルを秘めている、今、もっともコストパフォーマンスの高いギターアンプ。

そして、KATANA-MINIについては、モバイルアンプにカテゴライズされるサイズ感ではありますが、とてもモバイルアンプとは思えないサウンドの切れ味とパワー。しかも歪みがアナログ回路で構成されているというマニアックさもあって、こちらは今、モバイルアンプの大本命だとも言われているほどです。

KATANA-AIRの特徴は「ワイヤレス」
そうした、KATANAシリーズから出てきた、このKATANA-AIR。
このKATANA-AIRの最大の特徴は、なんといってもワイヤレスであること。ギターとアンプをつなぐシールドから解放され、自由に動き回れるようになるこの解放感、一度味わってしまうと、もはやワイヤードは戻れないほどです。
通常、ワイヤレスというと、ライブ会場での使用がイメージされそうなものですが、自宅練習で使うのも実は非常に便利。
特に自宅練習用のシールドなんて、せいぜい3メートル程度のものを使っていることが一般的でしょうから、ふとした理由で動かないといけなくなったとき、どうしてもギターを置かないといけなくなってしまうところ、このワイヤレスがあれば、ギターを抱えたまま移動できるようになるんですよね。
ワイヤレスはBOSSのWLシリーズを採用
そんなKATANA-AIRのワイヤレス機構ですが、具体的にはトランスミッターとして、BOSSのワイヤレスシリーズ(WL-50、WL-20)でも使われている「WL-T」を採用。そして、KATANA-AIRの方にはレシーバーが内蔵されている、という仕組みになっています。
ちょうどBOSSは、これくらいの時期にBOSS初となるワイヤレス商品を相次いでリリースしてきているのですが、このKATANA-AIRもそのような位置づけの中にいるといって良いでしょう。

ですので、品質面は間違いなし。安心して使えるワイヤレスです。
サウンド面はKATANA-50を踏襲!
さて、KATANA-AIRのワイヤレス部分以外の特徴を見ていきましょう。
といっても、実はこちらは、基本的にはKATANA-50をほぼ踏襲していると言って良いでしょう。
一番左の「AMP TYPE」つまみが、サウンドキャラクターを決めるものでして、「Acoustic」「Clean」「Clunch」「Lead」「Brown」の5つから選んで、まずはサウンドの方向性を決めます。そして、3バンドイコライザーやエフェクトをセットして、サウンドを肉付けしていく…。
そして、このエフェクト部分が、BOSSのマルチエフェクター的に使えるところでして、BOSSのスマホアプリ「BOSS TONE STUDIO」を使えば、かなりエフェクトを細かい部分まで作り込んでいくことができます。
その結果得られるサウンドは…さすがBOSS!「ギターアンプだけでこれだけの音が作れるの?」と驚かされるクオリティです。
亀本寛貴(GLIM SPANKY)meets BOSS KATANA-AIR【デジマート・マガジン特集】
違うのは出力とサイズ感
一つ、KATANA-50と大きく違うのは、サイズ感。このKATANA-AIRは横長の比較的コンパクトなサイズでして、出力も30ワットに抑えられています。そして、スピーカーもこのサイズですので、7.5cmのものが2基搭載という形になっています。
このほか、Bluetooth接続にも対応しているなど、最近の自宅向けギターアンプのトレンドは、すべてしっかり押さえてきてる感じですね。さすがのBOSSです。
価格は約4万円…ここが悩ましい
さて、そんなKATANA-AIRの価格なのですが、実売価格でおおむね4万円前後といったところ。
ワイヤレス機構を搭載していることを考えると、決して高くはないのですが、自宅用ギターアンプとして考えたときに、一見すると、やはりどうしても高く見えてしまうところがあります。
BOSSのWL-20は約2万円。ですので、もし何もワイヤレス機器を持っていないというのであれば、「KATANA-AIRが実質2万円」というような解釈もできなくはないのですが、悩ましいのは既にワイヤレスを持っている人の場合。
この場合、KATANA-AIRに無理して4万円を出すよりも、おそらくKATANA-50を買って、そちらを手持ちのワイヤレス機器で運用した方が、相当にコストパフォーマンスが高いのではないかと思われます。
なお、ワイヤレスが初めての人の場合、「KATANA-AIRを買えばWL-20がついてくる」というような解釈ができるかというと、厳密にはそうではありません。というのも、レシーバーがKATANA-AIRに内蔵されてしまっているので、外に持ち出すことができないんですよね。ですので、スタジオ練習等をワイヤレスで行う場合、どちらにせよ別途ワイヤレス機器を購入する必要があるわけなのです。
そう考えると…実はKATANA-AIR、コスパ面、微妙なのかもしれません。とはいえ、このサイズ感でのKATANAシリーズという点に価値があるのは間違いないので、そこに価値を見いだせる人にとっては、非常に魅力的な商品だと思います。
まとめ
このように、このKATANA-AIR、ワイヤレスでKATANAシリーズのハイクオリティなギターサウンドを気軽に扱えると言う点において、非常に魅力的な商品であることが確認できました。
また、最近の家庭用アンプの主流である、横長のスピーカータイプのサイズになっており、Bluetoothスピーカーとしても使えてしまうなど、実用面でもよく考え抜かれた商品になってします。
それだけに、既にワイヤレスを持っている人にとっては、この4万円という価格がなんとも高く感じられる…と言う点が、唯一惜しいところです。
とはいえ、自宅用ギターアンプとして魅力的な商品であることは間違いありません。特に、このサイズのKATANAアンプを探している人にとっては、唯一かつ絶対の一台になるわけですから。
商品の強み、コスパ面等々を多角的に研究して、ぜひ購入を検討してみてください。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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