弦交換。
ギタリスト、ベーシストにとっては、なんとも悩ましい出来事です。新品の弦の弾き心地は何とも言えない心地よさがある一方で、弦購入コストや交換の手間もバカになりません。
でも、そんなことに悩むプレイヤーにとって、頼りになるのが「エリクサー」。本日は、弦交換のメリット・デメリットについて振り返るとともに、エリクサーの使い勝手について考えることにしようと思います。
- エリクサーの各種弦について、評価・口コミを知りたい
- 弦交換のメリット・デメリットを教えてほしい
- 弦交換は面倒だがさびた弦の楽器を弾くのはイヤだ
- エリクサーと普通の弦はどちらが得なのかを判断したい
- 各種エリクサーの特徴・違いについて教えてほしい
もくじ
弦交換のメリット
ギターやベースの弦は、基本的には金属製なので、空気に触れることでさびてしまうことは、避けられない宿命です。
さびてしまった弦は、音に張りがなくなりますし、ケガしやすくなりますし、手だけでなくフレットも傷つけてしまいますし、他にも演奏中に弦が切れてしまいやすくなるなど、いいことがまったくありません。
ですので、ギターの弦を交換するメリットは何かというと、こうした「弦がさびてしまうデメリットを回避する」ということに尽きるでしょう。
とりわけ、さびてしまった弦から新品の弦に交換した直後の、あの張りのある元気なサウンドは、弾いているこっちも元気になれるくらい、心地よいんですよね。
弦交換のデメリット
もちろん、そんな弦交換のメリットなんて、ギターやベースを弾いている人なら、今さら当ブログに指摘されるまでもなく、ご存じのことなんだろうと思います。
でも、それでも周りを見てみると、アマチュア〜インディーズくらいのプレイヤーだと、意外と弦交換をおろそかにしている人がいたりするのも、また事実だったりします。
では、なぜ彼・彼女たちは弦を交換しないのか。
答えは比較的シンプルで、
- 弦交換するたびに、お金がかかる
- 弦交換の作業が苦手
- 弦交換している時間が惜しい
この3つかなあ…と思います。
特に「3.」について、仕事や子育てなどで忙しくしているギタリスト・ベーシストの人にとって、自分の自由な時間が限られている中、「弦交換している暇があったら、少しでもギターやベースを弾いていたい」と思ってしまうことは、弦交換にメリットがあることを承知した上での、偽らざる本音かなあ…と思います。
そんなアナタにエリクサー
日々忙しく、ギターの弦交換をまめにしている暇はない、でもギターの弦交換のメリットは承知しており、できることならその恩恵は受けたい…。
こんな相矛盾するわがままをかなえてくれるアイテムがあれば…。
そう、そんなアナタにおすすめなのが、エリクサーのようなコーティング弦なんです。
エリクサーストリングス ホームページ | Elixir® Strings
エリクサーのラインナップ
エリクサーというと、これだけギターやベースに親しんでいる私でも「えっ、HPとMPを全回復させる、使うタイミングが難しいファイナルファンタジーのアイテム?」と未だに思ってしまうのですが…それはさておき。
エリクサーの弦は、通常の金属の上にコーティングを施しており、汚れや手の脂などから弦を守ります。これにより、通常の弦より、はるかに長持ちするように仕上がっているのです。
そんなエリクサーには、いくつかの種類があります。早速見ていきましょう。
ちなみに、ここではエレキギター弦に絞って紹介していますが、ベースやアコギ、その他弦楽器の弦も、同種類であれば、おおむね同様の特徴を有しているので、他楽器プレイヤーさんも、ぜひ参考にして下さいね。
エリクサー・OPTIWEB
2017年に登場した最新のエリクサー、OPTIWEB。
公式サイトには「クリスピーサウンド」と「自然な弾き心地」が特徴と書かれています。
このOPTIWEBは、エリクサーの中でもっともコーティングが薄く、それゆえに通常の弦に近いブライトなサウンドと弾き心地が特徴です。
「コーティング弦の使い勝手の良さが欲しいけど、サウンドは通常の弦に近い方がいい…」という、そんなアナタにオススメですね。
ちなみに、こういったサウンド特性なので、エリクサーの中ではテレキャスやストラトといったシングルコイル系のギターと比較的相性が良いように思います。
エリクサー・NANOWEB
続いて、エリクサーの定番といえばこれでしょうか、NANOWEB。
こちらは、公式サイトには「くっきりとした音色」と「滑らかな弾き心地」がウリであるとされています。
このNANOWEBは、コーティングの厚さでいうと3種類中の中間で、ですのでサウンドの明るさ、そしてコーティング弦特有の滑らかさ…言い方を変えると「滑りやすさ」も中間だということができるでしょう。
中途半端に見えるかもしれませんが、見方を変えると、まさにオールマイティ。
エリクサー・POLYWEB
最後に、POLYWEBについてです。
こちらは、公式サイトには、「暖かみのある音色」と「極めて滑らかな弾き心地」とあります。
このPOLYWEBは、3種類のエリクサーの中で、もっともコーティングが厚く、それゆえブライトさがかなり抑えられるとともに、コーティング弦特有の滑りも、他の弦に比べて強く感じます。
おそらく、長きにわたって通常の弦を弾いてこられた方は、無視できない程度の違和感を感じるのではないでしょうか。
その代わり、このコーティングの厚さがあるがゆえに、弦の長持ち具合は3種類の中で一番です。
ある意味、冒頭のOPTIWEBと対をなす弦かもしれませんね。
エリクサーのデメリット
と、このようにエリクサーの各種類を見ながら、メリットは総じて確認できかと思いますが、一方で、各種類に共通するデメリットもあります。
- やはり通常の弦に比べるとブライトさは失われる
- 弾き心地が通常の弦に比べると変わってくる
- 弦の価格が高い
このあたりは、エリクサーのデメリットとしてあげられるかな、と思います。
ただし価格は寿命の差と弦交換の手間でペイできる
ただし、「3.」については、エリクサーの場合、価格が一般的なダダリオやアーニーボールの2倍前後くらいの価格になるのが相場ですが、弦の寿命に関していうと、おおむね3〜5倍くらいになっていると言われています。
なので、単価こそ高いものの、弦を適切に交換する前提だと、エリクサーの方がかえって低コストだと言うことができそうです。
そして、これに加えて、弦交換の手間や、これにかける時間のことを考えると、エリクサーのコスパの良さがいっそう際立つことがわかります。
たとえば、自分の労働単価を仮に2,000円だとして、弦交換に30分かけるとすると、弦交換の手間は貨幣換算すると1,000円ということができます。この弦交換の頻度を1回減らすたびに1,000円が浮くと考えると…。
ほら、エリクサー、そんなに高く感じないでしょ?
少し悩ましいのはベーシスト…
ただし、ベーシストの場合、エリクサーの導入が少し悩ましいと感じる要素があるのも、また事実。
ベースの場合、張った直後の新品の弦よりも、張ってからある程度経って落ち着いた弦の音の方が、金属的な響きが取れて、よりベースらしいサウンドになると感じる向きもあります。
加えて、ベースは4弦であれば弦交換にかかる手間も、ギターと比較すると4/6=2/3に軽減されますし、一方でベースの弦は単価が高く、価格差が2,000円程度生じているので、エリクサーのコスパの高さが、ギターほどは感じられないと思う人もいるでしょう。
もっとも、それでも「ギターに比べるとメリットが薄いかも」と思う程度の差でしかなく、エリクサーの有意さは、ベースであっても失われることはありません。
【まとめ】エリクサーは忙しいプレイヤーの味方です
このように、ギターやベースの弦交換については、そのメリットは明らかな一方で、仕事や子育てに忙しいギタリスト・ベーシストにとっては、なかなかその時間を取るのが難しいといった現実がありました。
しかし、エリクサーを導入することで、そういった弦交換の手間を軽減しつつ、長期間にわたって同じ弦でギターやベースを弾いていられるようになります。
これは、他にやることをたくさん抱えている忙しいアマチュアプレイヤーにとっては、本当に大きな、大きなメリットだと思います。
単価の高さは気になるかもしれませんが、中長期的にはこちらの方がかえってローコスト。
忙しいプレイヤーの皆さん、ぜひエリクサーを導入して、快適な弾き心地とサウンドで、ギターやベースを楽しみましょうね!
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