NAMM2020で気になったアイテムと言えばZOOMのG11でしょう。
インターフェイスを見ただけで操作性が抜群に上がってるのがわかりますが、これをはたしてZOOMさんはいくらで出すのか。
5万円を切ってきたらZOOM神と一生敬うレベルです。
さて、そんなG11ですが、まだ謎が多くスペックもわかってません。ですので、わかる範囲で既存のG5nと比較したりしながらどう変わったか見てみます。
もくじ
インターフェイスをG5nと比べて
・同時表示のエフェクト(=スイッチの数)が4個→5個
・しかもアンプセクションが独立してる!!!
・同時使用エフェクトが増えてる
・アンプセクションは物理コントロールがついてる
・フルカラー大型タッチパネル!?
これはかなり使いやすい事がぱっと見でわかります。
アンプは物理のツマミがついてるから直感で触れます。さらにこれまでのGシリーズよろしく各スイッチごとにディスプレイがついてるからエフェクトのパラメータが常時表示できると。
今まではこのディスプレイにパッチナンバーやネームだったりを表示させてたけど、大型カラーディスプレイがついてるからこちらはエフェクトの情報表示に専念させることができますね。
動画を見た感じで行くとタッチパネルの方はパッチ情報や環境設定系の操作で使われてました。あとはアンプセクションの設定でしょうね。
フットスイッチ類も多く、いろいろやれそうな気配はしますが、G3nの操作性が残念だったので不安がよぎります。
具体的に言うとタップテンポへのアクセスの悪さと画面上にあるエフェクトを変えるための横スクロールですね。
今回はアンプセクションを除いて5つも並べられているので、横スクロールを使う機会は心配しなくても良さそうですね。
一つ気になるのはCPUの性能ですね。G3nもG5nも処理能力不足で使えない組み合わせがありましたしね。
ZOOM G11の入出力
G3n、G5nの入出力はほんと最低限という感じでしたが、G11は結構充実してるみたいです。
・HOST、DEVICEのUSB2種類(どう使い分けるかは不明)
・REMOTE (Bluetooth接続用の?)
・MIDI IN/OUT
・CONTROL IN (アンプのスイッチング?)
・ステレオアウトプット+PHONE
・EFFECT LOOP×2
なかなか今風なIN/OUTですが、ここまでやっといてなぜバランスアウトがないのかと言いたくはなりますね。
ZOOM G11のサウンド
下の動画見る限りめちゃくちゃ良くなってる気がするんですが!解像度が高く、しっかり歪ませてもコード感がしっかりしてて気持ちいいですね。
私が感じる生アンプや高級アンシミュと安マルチの一番の違いはこのコードの分離感なんですが、G11は弦一本一本の芯を感じますね。当然ギターの力もあるんでしょうが、かなり期待できる音をしてました。
IRローダー搭載との事ですので、外部IRも使ってかなり追い込めるんじゃないかと思います。
これまでのGシリーズは私も愛用してきましたが、「良い」の前にどうしても(値段の割に)って枕がついてしまう感がありました。いや、それでも2万円以下とかであの音が出ることが凄いのですがね。
ただ今回のG11はコンセプトをもう少し上のランクに変えてきた感じがします。
とりあえず同価格帯の対抗馬になりそうなところで行くとLINE6 POD GOですよね。
さあ、ZOOM G11いくらで出すのか楽しみです。
2020年2月14日 私の予想は48,000円!
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