本日は、VOXのベースアンプ、Adio Air BSについてご紹介しようと思います。
なお、VOX Adio Airシリーズについては、ギターアンプのGTと、ベースアンプのBSがありますが、今回ご紹介するのは、BSの方です。
- VOXのベースアンプが欲しい
- ベースがメインだけど、たまにギターも弾く
- さまざまなベースサウンドを楽しめるアンプが欲しい
- VOX Adio Air BSのベースアンプモデリングの一覧を見たい
- ベースアンプとギターアンプを1台にまとめたい
もくじ
省スペースでオシャレなベースアンプ
このVOX Adio Airシリーズの特徴として、まずは横長の省スペースな筐体、というのが挙げられます。
このスタイルのアンプといえば、ヤマハのTHRシリーズが真っ先に思いつくところですが、VOXは自社のアイデンティティであるダイヤモンドグリルがルックスに大きなインパクトを与えていますね。
サイズは幅360× 奥行き165×高さ163mm。ヤマハのTHRより一回り大きいくらいですが、それでも十分なコンパクトさだと思います。
それより何より、THRはベースも鳴らせるとはいえ、基本的にはギターアンプ。一方の、このAdio Air BSは、ベースアンプなわけでして、きちんとしたベースアンプでこのサイズというのは、相当に画期的であると言えるでしょう。
このサイズで50W!余裕のパワー感
そして、このアンプのすごいところは、このサイズでありながら、なんと出力が余裕の50W!
そして、この高出力をしっかり受け止めるスピーカーは、3インチのものが2基ついています。ボリュームをしっかり上げても、サウンドが破綻することなく、余裕を感じさせる印象ですね。
ちなみに、Adio Air BSも電池駆動が可能です。単3電池8本で動くのですが、その際は出力が5Wまで下がりますので、ご注意を。
モデリングが多彩!
さて、このAdio Air BSは、デジタルモデリングアンプの部類に属しますが、そのモデリングの種類が、実に多彩です。まずはスタンダードなベースサウンドについてご紹介しましょう。
- Classic:ヴィンテージ系のアンプを再現。
- Slap:ドンシャリの、スラップがよく似合うサウンド。
- Rock:おそらくSANSAMP Bass Driverのモデリングと思われるドンシャリなロックサウンド。
- Modern:おそらく、アンペグのSVTシリーズのモデリング。
- Deep:ゲインを上げると現代的なハードさで歪んでくるサウンド。
- Tight Synth:ヴィンテージ系のベースシンセサイザー。
- Dirty Synth:現代的なベースシンセサイザー。
ベースシンセ系の音は、あまり練習では使わないかなあ…という気がしますが、それ以外のサウンドは、ベーシストなら誰もが一度は弾いたことがあるような、スタンダードで使いやすいサウンドばかりです。
個人的には「Slap」のときのスラップサウンドが、非常に心地よいです。アトリエZ的のM#245を想起させるような、ハイファイでドンシャリなスラップを、さまざまなベースで楽しむことができます。
VOX® Adio BS – Slap Funk
ちなみにこのアンプ、マルチエフェクター的なバンクモードと、マニュアルモードの両方を使うことが出来ます。「BANK」ボタンを押し続けることで、これら両者のモードを行き来することが出来ます。
なんとギターアンプのモデリングも!ギターも弾けてしまうんです
そして、モデリングの続きを見ていきましょう。ここからは、かなり毛色が違います。
- DELUXE CL:フェンダーのTwin Reverbのモデリング。
- AC30TB:トップブースト回路を搭載したVOXのAC30のモデリング。
- Double Rec:メサブギーのDual Rectifierのモデリング
そう、この3つ、なんとギターアンプのモデリング。
もちろんこのモデリングでベースを鳴らすこともできるのですが、これ、ギターをつなぐことで、きちんとしたギターアンプのサウンドを鳴らすことができるんです。ちなみに、これら3つ、ギターアンプ版のAdio Air GTにも搭載されているモデリングです。
ライバル・ヤマハのTHRは、ギターアンプに軸足を置きながらベースを鳴らすことができるわけですが、このVOX Adio Air BSは、逆にベースアンプに軸足を置きながら、ギターを鳴らすことができるというアイテム。
たまにベースを弾くギタリストさんはヤマハTHRが、たまにギターを弾くベーシストさんはAdio Air BSが合ってそうな感じですね。
Bluetoothスピーカーとしても優秀!低音がしっかり出ています
そして、このAdio Air BS、Bluetooth接続機能が搭載されておりまして、スマートフォンやパソコンなどを接続して、音楽を鳴らすことができます。
まずこの点も、普通のアンプであれば、Aux端子を使った有線接続が一般的なので、Bluetoothが採用されているという点だけでも、かなり先進的な印象を受けます。スピーカーとしての性能にも定評のあるヤマハTHRですら、ここは有線接続だったりしますからね。
そして、肝心のスピーカーとしての音質の方も…これがまた、非常に良質なんです。これ、ヤマハTHRも同じような評価を受けているわけですが、後発のAdio Air BSは、THRが苦手としている低音部分もしっかり出してくれます。
ここまで来ると、いよいよ本格的に、リスニングスピーカーとしての用途として活用できそうな感じですね。
エフェクターも豊富!専用アプリ「Tone Room」で音作りも自由自在
このように、とにかく多機能で高音質なAdio Air BSですが、これに加えて、豊富なエフェクターと、それらをスマートフォンなどで操作できるアプリ「Tone Room」の存在も、見逃すことは出来ません。
この手のアンプ、さまざまなサウンドが搭載されている一方で、どうしてもアンプ本体だけでは操作性の関係で設定を追い込むことができませんでした。
そこを解決すべく、たとえばUSBケーブルでパソコンにつないで…というようなものも多々ありますが、パソコンを開くだけでも一仕事感があって、なかなか気軽には扱えません。しかも最近は、パソコンを持たない人も結構多いと聞きますし…。
そこへ行くと、このAdio Air BSの場合、今、一番身近にあるデバイス・スマートフォンでアンプの設定を触ることができるのです。接続は、こちらもBluetooth(Bluetooth MIDI)で行うことができるので、ワイヤレスの状態は維持できます。
【まとめ】この高音質・多機能ベースアンプが2万円台前半!買うしかない!
ここまで見ていただいてお分かりのように、このAdio Air BS、
- 省スペースながら50ワットの高出力、サウンドも良質
- ギターアンプとしても使えてしまう懐の広さ
- Bluetoothスピーカーとしても極上
- エフェクター等の設定はスマホアプリでOK
と、メチャクチャ多機能で、高クオリティなベースアンプです。
そして、これだけ使える要素がてんこ盛りなのに、価格がなんと約2万円台前半。少し前までは3万円前後くらいしていましたが、2019年6月現在、発売当時からは値下がりしたようです。
そうでなくてもプライスバリューの高い商品ではありましたが、ここに来てさらに値段が下がるとなると…ますます、お買い得です。
家庭用ベースアンプとして使うのはもちろん、パソコン等のリスニングスピーカーとして、また、50ワットの出力があるので小規模なライブであればなんとか使えてしまうパワーを有しているなど、このベースアンプ、ホントに優秀です。
初心者の方は、最初のベースアンプに多少無理してでもこれを買う価値があると思いますし、上級者の人も、そしてガジェットオタクの人にも、かなり満足度の高い買い物になると思います。
とりわけ、ネット上でもこの点に触れている記事は少ないですが、ギターアンプのモデリングが3種類あり、ベースアンプ兼ギターアンプとして使える点は、非常に貴重です。ベースとギターの二刀流の人には、本当にオススメです。
Adio Air BS、これはもう、買うしかありませんね。
そういったときは、楽器店の下取りに持ち込んでも良いのですが、やはり重たい楽器ともなると、持って行くのも少し面倒だったりするもの。
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